seikakuron seikakunosinrigaku: seikakuwokaeruyuuki (Japanese Edition)

seikakuron seikakunosinrigaku: seikakuwokaeruyuuki (Japanese Edition) 518h1xrFu L

ーまえがきよりー

本書は、20世紀の重要なパーソナリティーであり精神科医師・心理学者であったアルフレッド・アドラーが説いた「性格論」を本人の著書から紹介したもの。

―私たちは性格というものを、人生の諸課題と取り組もうとする人間の心の一定の表現形式の現われと理解する。それゆえ性格とは、ひとつの「社会的概念」なのだ―

性格というのは目標を設定することによって生じてくるものであり、目標によって性格は変わる。人間の心が壊れにくく、変わりにくいのは、目標指向性があるため(目標が変われば、性格も変わる)だとアドラーは考えた。

「性格とは、ひとりの人間が自分の周りの世界にどのように対するかという、その仕方、様式であり、その人の精神的立場であり、また評価を求めるその人の衝動が自分の共同体感覚とむすびつきつつ貫徹される導線なのだ―」

基本的に、人間の精神は遺伝的要因ではなく、社会的な影響によって形成される、とアドラーは信じていた。
「性格」は二つの対立する力のせめぎ合いからつくられる。一つは、権力欲、もしくは自己権力の拡大欲であり、もう一つは、「共同体感覚」と連帯感に対する欲求である。
人間の性格がそれぞれ異なるのは、この対立する二つの力に対する受け止め方が違うのが原因だとアドラーは考えていた。

個人の権力志向を共同体感覚という性格形成にかかわる二つの力を強調したアドラーは、意識的に性格を変えられる、と主張した。

そして、アドラーは、性格を様々なタイプから論じ、彼自身が培った医学的見地からその考察を深めてゆく―。

性格というものの理解を深めれば、その人間の世界が大きく変わってゆく―。
この性格論は人間知とのつながりから説明される。
アドラーの「性格論」のアウトラインとなる言説を紹介する。

Total 0 Votes
0

もし良かったらあなたの御意見をお聞かせ下さい。

+ = Verify Human or Spambot ?

X