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カンボジア初メイドカフェを作った男。
人間の理解力には限界がある。すなわち自分が体験したことがないこと、見たことがないこと、知らないことは理解できない。当たり前である。しかし本人は、自分は何でも理解できると思っている。自分が理解できない他人は、すなわち「バカ」であるとしか認識できない。養老孟司氏の『バカの壁』である。
 違う世界で、あるいは未開の地に初めての挑戦をする開拓者。パイオニア精神旺盛な冒険心あふれる勇気ある先駆のことを、人々は「バカ」と呼ぶのである。なんでわざわざそんな苦労をワザワザしにいくのだ?そんなところに行っても何もない。失敗するのは目に見えている。生きて帰れるのか?先駆者の崇高なる理想を理解できない人々は、先駆者を「バカ」と呼ぶ。
 そうか、それなら僕はバカになろう。世界初のメイドカフェ未開の地に赴き「萌え」の伝道師となろう。本書は、ほんの出来心で勇躍カンボジアの地に、萌えビジネスのブルーオーシャンをみつけた一匹のおじさんの汗と涙と挫折と希望の物語である。
 
※登場する人物はすべて実在する人物をモデルとして描いた。全て仮名です。メイドカフェ「モエパラ」は実在。

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